血液感染は、重篤な転帰となることが多いことから、感染予防策・主義の徹底だけではなく、栄養状態の改善、栄養摂取方法の選択、他感染症の治療の適切性など総合的な質が求められる指標です。
当院での中心静脈カテーテル関連血流感染
2012年平均6.9%から2013年平均1.25%と低下しました。また、2013年月次統計では、11月のみ9.35%と高いが、1~10月までは検出率0であり、概ね良好です。
刺入部の消毒方法、術者の感染対策(手洗い/手指衛生、マキシマル・バリア・プリコーション)、ドレッシング材の交換頻度などを再確認する必要があります。
全日本民医連との比較(2013年)