みどり訪問看護ステーションの紹介

　みどり訪問看護ステーションは制度として診療報酬がまだ認められていなかった1978年より、患者さんのご要望と必要性に応えて訪問看護を始めました。
　1995年にはみどり病院内に「みどり訪問看護ステーション」を開所しました。当時は看護師4名でのスタートでしたが、地域の皆さんに支えられて現在では看護師13名、リハビリスタッフ5名、事務1名の事業所となりました。
毎日利用者の方のご家庭を訪問し、看護ケア、リハビリテーションを行い、安心した療養生活を送っていただけるよう支援しています。

訪問看護ステーションとは

　家庭で看護や介護が必要な方に対して、可能な限り、その有する能力に応じた自立した日常生活を営むことができるように、医師の指示の基づき専門の看護師がご家庭に訪問して、その療養生活を支援し、心身の機能の維持回復及び生活機能の維持または向上をめざすのが「訪問看護ステーション」です。その為に、主治医や居宅介護支援事業者（ケアマネジャー）、介護事業所と連携をとりながら、安心して療養ができるよう支援いたします。

訪問看護の内容

●　病状や健康状態の管理と看護
（血圧・体温・脈拍測定）状態に応じた助言・予防的支援など
●　医療処置・治療上の看護　
点滴・痰吸引・経管栄養・創傷処置・チューブ類の交換など
●　苦痛の緩和と看護
●　リハビリテーション
（関節などの運動・日常生活動作の訓練）専任の理学・作業療法士
●　家族の相談と支援
●　住まいの療養環境の調整と支援　福祉用具の相談
●　地域の社会資源の活用
各種サービス提供機関との連絡や調整
●　エンドオブライフケア
最期までその人らしい尊厳のある療養生活を送ることができるよう援助
●　在宅移行支援
入院先の医師や看護師と連携しながら退院後の在宅療養の準備・指導

訪問看護を利用するには

訪問看護を希望される場合は、主治医の先生か、ケアマネジャーにご相談ください。
　主治医が訪問看護を必要と認めたうえで「訪問看護指示書」が発行され、初めて訪問看護ができます。主治医から「訪問看護指示書」を発行し、「訪問看護指示料」を保険請求することから、医療機関での窓口負担が発生します。

施設概要

実績

＜2018年実績＞
　　月平均　：　利用者数月平均…１５１名