放射線科は日々、診断には欠かすことができない医療画像の提供を業務としておこなっております。また各種装置の管理・放射線に関する施設の管理もおこなっております。患者様と接する機会は短いものですが、少しでも快適に・安心して検査を受けていただけるようにスタッフ一同心がけて業務をしております。
■MRI装置 「ECHELON Smart Plus」
(検査時間約15分)
磁気を利用して体の断面像を作成する装置です。放射線は一切使用していないので被曝の心配はいりません。その代わりに検査時間は若干長くなります。当院では主に頭部領域と整形外科領域に使用しています。
2024年5月1日より新機種で稼働しています。
高磁場・機能のシステムが使われ、撮影時間が短縮され、かつ画像品質が向上しています。
患者さんの動きに伴う画像劣化を補正するソフトや血管の撮影を向上させるソフトが組み込まれました。
■ X線CT装置 SIEMENS社製 SOMATOM Perspective (検査時間約5~20分)
人体のX線吸収を利用して体の断面像を作成する装置です。
• 最新の64列のマルチスライスCTを導入しているので、従来のCT検査よりも低被曝で行うことができます。
• 息止め時間も短く、5~10秒で終了します。
• 造影剤を使用することにより人体の3D画像を作成することができます。
■X線透視装置(胃バリウム検査・シャント造影検査) FUJIFILM製 CUREVISTA Open
バリウムを使用して胃のレントゲン検査をおこなっています。また透析患者様のシャントの造影検査やシャント血管内治療でも使用しています。
胃透視検査Q&A
■一般撮影装置
■病棟用移動型X線装置
主に胸部レントゲン・腹部レントゲン・整形外科領域を撮影しています。
■骨密度装置 FUJIFILM ALPHYS LF
超音波を使用して検査を行うので、被曝の心配はありません。
腰椎:約40秒*1、大腿骨:約20秒*1という短時間で測定し、被検者への負担を軽減します。