放射線科は日々、診断には欠かすことができない医療画像の提供を業務としておこなっております。また各種装置の管理・放射線に関する施設の管理もおこなっております。患者様と接する機会は短いものですが、少しでも快適に・安心して検査を受けていただけるようにスタッフ一同心がけて業務をしております。
■ X線CT装置 SIEMENS社製 SOMATOM Perspective (検査時間約5~20分)
人体のX線吸収を利用して体の断面像を作成する装置です。
• 最新の64列のマルチスライスCTを導入しているので、従来のCT検査よりも低被曝で行うことができます。
• 息止め時間も短く、5~10秒で終了します。
• 造影剤を使用することにより人体の3D画像を作成することができます。
■MRI装置 「AIRIS Vento type ORIGIN 5」(エアリス ベント タイプオリジンファイブ)」
(検査時間約30分)
磁気を利用して体の断面像を作成する装置です。放射線は一切使用していないので被曝の心配はいりません。その代わりに検査時間は若干長くなります。当院では主に頭部領域と整形外科領域に使用しています。
2018年12月25日より新機種で稼働しています。
以前と磁場強度は変わりませんが、高磁場装置に使われる高機能のシステムが使われ、画像品質が向上しています。患者さんの動きに伴う画像劣化を補正するソフトや血管の撮影を向上させるソフトが組み込まれました。
当院では、密閉感が強いトンネル型ではなく、左右が大きく開いたオープンタイプの装置を採用しております。新しい機種も同じタイプです。引き続き、圧迫感のない検査を受けていただくことができます。
■X線透視装置 HITACHI製 EXAVISTA
バリウムを使用して胃のレントゲン検査をおこなっています。また透析患者様のシャントの造影検査やシャント血管内治療でも使用しています。
胃透視検査Q&A
■一般撮影装置
■病棟用移動型X線装置
主に胸部レントゲン・腹部レントゲン・整形外科領域を撮影しています。
■骨密度装置 GE社製 INSITE A-1000
踵の骨で骨密度を測定します。超音波を使用して検査を行うので、被曝の心配はありません。検査も数分で終了します。