みどり病院は、2011年より全日本民主医療機関連合会(以下、全日本民医連)が取り組む「民医連QI事業」に参加しています。「自分たちの提供している医療の質がどのようなものか」指標として数値で表し、地域特性・患者属性・各病院の役割・機能と照らし合わせて分析・公開する事で達成度・課題・目標を見える化し、それを元に改善活動を行う事でPDCAサイクルを回し、更に質をあげていくことを目指します。
みどり病院院長 松井一樹
2011年からスタートしたみどり病院のQI活動は、2008年より始まったISO9001とコラボレーションさせ、『PDCAサイクルを回す、現場の課長を中心に、医療の質の改善に取り組む』ことを実践してきました。最初に「現場にある数字を持ち寄る:CI」ことから始めました。その結果、病院には、驚くべきことに791個(QI:263、CI:528)もの統計数字があることがわかり、現在は医療統計数値CI254件、医療の質指標QI558件が各部門でデータ収集され、各種医療活動にいかされています。・・・・・続きは画像をクリック
●糖尿病の患者の血糖コントロール
●下肢静脈瘤手術実施件数
●食物経口負荷試験実施件数
●救急車受け入れ割合
●無料・低額診療申請件数
●外来患者満足度
●大腸がん検診結果
●入院患者のケアカンファレンス実施率
●退院2週以内のサマリー記載割合
●入院後の新規褥瘡新規発生率
●身体抑制割合
●入院患者の転倒・転落発生率
●入院患者満足度
●入院患者のリハビリ実施率
●回復期リハビリテーション病棟のQI指標
●誤嚥性肺炎患者に対する嚥下評価実施率
●高齢者の認知症スクリーニング検査実施件数
●紹介患者率 ・逆紹介患者率
●カルテ開示件数
●採用薬品数 ・新規採用薬品数
●医薬品副作用被害救済申請数